【父】
要介護者。
大きな手術を何度も繰り返しても生き残る強運の持ち主。
そのたびに形だけの感謝はするものの、すぐに忘れる。
元々「おいコラ」気質のため、人を怒鳴りつければ言うことを聞くものだと思っている。
介護が必要になったきっかけは圧迫骨折。
口先だけの感謝で、本心では感謝していない。
【母】
勝手耳、勝手解釈の自己都合人間。
耳が悪くなり、さらに勝手解釈に拍車がかかる。
自分の大声が世間に聞こえているという考えには及ばない。
嘘・愚痴・人の悪口しか言わない。
近所の人の悪口を大声で言うため、周囲からは嫌われているが、本人は全く気がつかない。
“脳内お花畑”人間。
娘に対しては否定しかしない。
誰よりもケチなのに、人前では気前の良いふりをしたがる。
とどのつまり、娘の命よりもレジ袋を倹約することが大事。
自分が気に入らなければ、娘を怒鳴りつけることは日常茶飯事。
我が家の精神的な“ガン”。
人を否定することで、自分を肯定できると思っている。
異常なマウント思考の持ち主。
自分の気に入らないがあるとキレまくる。
(モンスター・スイッチと私は思っています)
【私=ちひろ】
そんな毒親両親を介護することになった団塊ジュニア。
毎日、怒号の中で耐えている。
責任感だけで頑張っているが、法律が許すのなら、
「両親の骨を拾うことも、弔うこともしたくない」
と、本気でそう思っている。
度重なる母の無茶な要求で右手が少し不自由。
(理由はこちら)