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置き配は許さない!

ちひろ
ちひろ

親の介護が始まり、バリアフリーの家に移転。
しかし、宅配物は旧住所に届くまま。
効率を考えて「置き配」を提案したものの、母からのまさかの猛反対。
「盗まれたらどうするの!」「そんなの信用できない!」と、私の言葉は一切通じませんでした。

宅配を旧住所で受け取る日々

父の介護が始まり、バリアフリーの家へ引っ越しました。
ところが、宅配物は旧住所に届きます。
そのため、荷物の受け取りにわざわざ旧住所へ通う必要がありました。

置き配を提案するも「絶対にダメ!」

私は効率を考えて「置き配」を提案しました。
ですが、母の反応は思いがけないものでした。

「そんないい加減なことをして、盗まれでもしたらどうするの!」
「荷物が届いたって、どうやってわかるのよ!」

まるで置き配は犯罪のきっかけであるかのように言い放ち、絶対に許さないと強硬姿勢。
母は何が何でも直接受け取らなければ気が済まない様子でした。

お歳暮ラッシュで一日中待機命令

年末になると、見栄っ張りな母はお付き合い先へお歳暮を贈ります。
それ自体は立派なことですが、お返しのお歳暮が続々と届きます。

その結果…
「今日は○○さんから届くはずだから、待っていろ!」

私は何日間も旧住所の家に張り付き、ただ荷物を受け取るためだけに時間を浪費させられました。
提案はことごとく却下されました。
母は私に少しでも楽をさせたくなかったのでしょう。

宅配ドライバーのひと言であっさり覆る

ある日、母がたまたま居るタイミングで、馴染みの宅配ドライバーさんが来ました。
私はその人に「置き配ってできますよね?」と尋ねてみました。

するとその方は、母にもとても丁寧に説明してくれたのです。
私が何度も同じ内容を伝えてもダメだったのに、宅配のプロが話しただけで…

「そんな便利なものがあるなんて知らなかった!」と
母はまるで初耳のような反応を見せ、あっさり置き配を受け入れたのです。

「あなたの提案は却下」が母のスタンス

この出来事でよく分かりました。
母はただ私を苦しめたかっただけ。
私の提案というだけで、どれだけ合理的でも受け入れようとはしないのです。

置き配でようやく楽になれた

置き配を利用するようになってからは本当に楽になりました。宅配ドライバーさんも再配達をしなくてよくなり、喜んでくれました。

この一件で、私の提案が通らない時は他の人に代弁してもらうのも有効だと学びました。

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