深夜にクローゼットから更新中
PR

運転をしたがる父~高血圧の娘、無神経な両親。先に死にゆくのは私かも…。

ぶろぐ
ちひろ
ちひろ

介護が始まってから、家族の「歪み」。
父は口だけの感謝、心の底では「当然」と思っている。
特に悩ましいのは、父の“どうしても運転したがる”問題。

介護で観えてきた「我が家の歪み」

父の介護が始まって以来、明らかになってきたのは「我が家の歪み」です。
父は世話をかけていることに対して、とりあえずの「ありがとう」だけを言いますが、本音では当然のことだと思っているようです。
母は相変わらず私に当たり散らすことで留飲を下げているようですが、その結果困るのは、私自身の体調です。

実は私、ものすごい高血圧です。
親よりも高く、家族の中で一番血圧が高いのが私です。
こうなってしまったのも、親からかかる強いストレスのせいですが、それを母は「神経質だ」と一蹴します。
父も母も、私の体調不良にはまったく気づいていないようで、むしろストレスがかかることばかりしてきます。

特に困るのは、父の運転です。
近場ならまだしも、特に遠方の病院へ行く際に、自分で運転したがるのが困りものです。
その病院は高速道路を使って30分ほどの場所にあり、交通量も多く、駐車場も非常に狭いのです。
私としては、遠方の病院だけは自分で運転しないでほしいと思っています。

奇跡的に要介護3から要介護2まで回復した父は、車の運転が可能です。
医師からも止められていません。
そのため、父にとっては私の心配は「過度なもの」としか思えないようです。

私は、母からの度重なる嫌がらせのせいで、すっかり運転が苦手になってしまいました。
そのため、私が代わりに運転することもできません。
父は、母が私に嫌がらせをしていたことを知りませんし、気づいてもいません。
母のやり方は巧妙で、父がいないときや目を離した隙に嫌がらせをしてくるからです。

母が私にとって最大の「精神的なガン」であるというのは、まさにこの点にあります。

名医に救われた一言と、繰り返される押し問答

父がどうしてもその遠方の病院に行きたい理由は、そこに名医がいるからです。
それは理解しています。
だからこそ、遠方の病院に行くときだけは、タクシーを利用してほしい。
本当に、それだけなのです。

父は今日も、遠方の病院へ自分で運転して行くと言って聞きませんでしたが、
今回も押し問答の末、なんとかタクシーで行ってくれました。
けれども、毎回この騒動があるかと思うと、ゾッとします。

今日、名医の診察の際に、運転が可能かどうか父が尋ねたそうです。
しかし、さすがの名医は「娘さんが心配してくれているんだから」と諭してくれたそうです。

父は、自分の回復が私の犠牲の上に成り立っていることを、未だに理解していないようで、
「運転ができる」と自信満々です。

私が先に倒れそう…。

この押し問答は、月に1度の遠方の病院への通院時に必ず繰り返されるのでしょうか?
もしかしたら、私の方が先に死んでしまうかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました