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レジ袋を買うな!

ぶろぐ
ちひろ
ちひろ

レジ袋ひとつで怒鳴られるなんて、と思うかもしれません。
娘を罵倒する事で留飲を下げる母の話

ケチな母の“レジ袋禁止令”

ケチな母はレジ袋を買うことを絶対に許しません。
最近よく言われるSDGsではありません。
ケチで私を罵倒したいがためにレジ袋を買わせません。

エコバッグ大量持参の日常

私もこれは普段から気をつけていて、面倒でも大量にエコバッグを持って行ったり、自分のバッグの中にこっそりと買っておいたレジ袋を入れています。
母はレジで会計をする時にレジ袋を買わなければ、それでも満足なのです。

「倹約アピール」という名の支配

母は自分がいかに倹約している立派な人間かということを世間にアピールしたいのです。
なんともおかしな話です。
ですが、いつも足りるわけではありません。

レジ袋を買った日の悲劇

どうしてもレジ袋を買わなければならなくなってしまった日がありました。
母に罵倒されることは明らか。
私のそういったミスを見つけると、人前で母がブチ切れることは分かっています。
それは世間に「この娘はどうしようもない、レジ袋さえ満足に用意できないクズだ」と言いたいためです。
ただ、それは母の罵声をその場にいる人全員に聞かれることもなります。

人前での公開処刑

私は必死で両手を合わせて母に詫びます
「すみません。申し訳ありません。レジ袋を買ってしまいました。」
母の怒号と罵声はやはり止まりませんでした。
私を非難するためのチャンスを母が逃すわけがありません。
「レジ袋を買うなんて、そういうものを買うからお前はダメなんだ! このクズが!」
母の声にお店にいた人たちが注目します。
中には近所の人もいます。
私も必死で謝ります。
「本当にその通りです。」
私は両手を合わせて謝罪します。

晒される娘、誇らしげな母

母は自分が注目されていることを、クズの娘を教育してやっている立派な母親くらいに思っているわけです。
クズの娘を晒し物にしているくらいの気持ちです。
でも、実際はそんな母が世間からよく思われなくなっているということに、母はまったく気がついていません。

知らない老婦人のひと言

通りがかりの知らない老婦人に声をかけられました。
「酷い姑さんね。」
とても品の良い方で、私が罵倒されることを見かねたんだと思います。

声をかけてくれたのは知らない方だったので私と母のやり取りを観ていて姑の嫁いびりのように感じたのでしょう。
実の母親が実の娘を罵倒していると知ったら、どう思われたでしょうね。

罵倒は母の快感

母は私を罵倒することで気持ちがすっきりしたのか、満足げに笑っていました。
外で私を罵倒すれば、私が言い返さないことは分かっているから、わざとやるのです。
どうしようもない母です。

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