
どんなに気をつけてご飯をよそっても、必ず文句がつく。
ケチで口うるさい母との、まるで戦争のようなご飯の量をめぐる攻防戦。
ついには計測器まで導入しましたが、それでも文句は尽きません。
ご飯の量をめぐる毎日の攻防
どんな小さなことでも文句を言うことを生きがいにしている母は、お茶碗によそったご飯の量さえもクレームの対象です。
私がご飯をよそうと、もちろんクレームが入ります。
ご飯をめぐる寸劇
ある日のやり取りをご紹介します。
ご飯をお茶碗によそった時の量を聞いた時の会話です。
母:「もうちょっと少なめに」
私:(ご飯を少し取って)「これくらい?」
母:「もうちょっと多めに」
私:(さっきの量を戻して)「これくらい?」
母:「最初っからそうせんか!この役立たず!」
会話を再現すればわかるでしょうか?
私が最初に、よそった量で良かったわけです。
こんなことでも、わざわざ横から口を出してクレームをつけてきます。
クレームでも文句でもなく、ただ因縁をつけたいだけなのです。
計測器を導入するまでの苦労
何度やってもこれが毎日のことなので、私はついにご飯の量を正確に計測することにしました。
しかし、計測器を買うのも一筋縄ではいきません。
ケチな両親を前にすると、「余計なモノを買ってきた」と責められるのは火を見るより明らかです。
そこで私は、
・ポイントで購入したこと
・たまたまポイント交換対象商品だったこと
・お得だったこと
を必死にアピールして、ようやく計測器を手に入れました。
(ポイントの話は本当です。これがウソだとバレると、さらに厄介なことになるので)
スケール導入後も変わらぬ日常
スケールと言っても数千円のものです。
高いか安いかが問題ではなく、「1円でもお金を使う」ことが大問題なケチな両親相手なので、こんなことでも骨が折れるのです。
そしてついに、毎日のご飯の量をmg(ミリグラム)単位で量ることができるようになりました。
それでも、母は文句を言います。
母:「ほら、いつもより少ないやろうが!」
私:「お母さん、ちゃんと量ってるよ!1mgも間違ってないよ。きちんとした計測だから」
母:「なんやと!」
結局のところ…
結局のところ、母は文句を言いたいだけなのです。