
ネットは嫌いなはずの両親、今ではYouTubeにどハマり。
なのに、フェイクニュースだけは信じる。
今日もまた、トラブルです。
ネットを嫌っていたはずが…
ネットを解約しろと言っていたわりに、YouTubeにはどっぷりハマっている両親。
父は要介護、母はそれに付き添っているため、ある程度は仕方ないと思っているのですが──
今度はYouTubeに投稿された個人のフェイクニュースを信じ込んでの大騒ぎです。
喜ばしいニュースの裏で
日本人大リーガーが連日ニュースになっているのは、周知の事実。
おめでたいことに、お子さんにも恵まれたとか…。
ところが今度は、「そのお子さんが救急車で運ばれた」「滅多にない病気になった」といった、ありもしない話をでっちあげる動画が出回っているのです。
こういうのは、嘘のネガティブニュースで再生数を稼ごうとする、あまり良くない手法。いわゆるフェイクニュースです。
動画を信じきる両親
そしてこのフェイクニュースをまるっきり信じ込み、真実だとして大騒ぎする両親。
父「大リーガーの○○君の子どもが病気になったんや!」
母「救急車で運ばれたって!」
私「それ、嘘じゃない!」
母「なんやて! 赤ちゃんの命にかかわることじゃないか!」
私「それが本当なら、普通にテレビのニュースになってるよ! そうやって嘘を言って再生数を稼いでるだけじゃない!」
母「人の命にかかわることだろうが!!!」
私「だから、嘘なんだって。」
父「これを見てみい! ここで言ってるだろう!!」
父も母も譲りません。
押し問答の果てに…
私「だから、そうやって──お父さんやお母さんたちみたいに人の悪口やネガティブなことが好きな人たちが騙されてるだけでしょ?」
父「嘘なのか?」
私「お父さんとお母さんは一日中テレビのワイドショーを見て人の悪口ばっかり聞いてるから、そうなるんだよ。本当と嘘の区別がつかなくなってるんだって!」
かなりの押し問答の末、今日もなんとか落ち着いてくれました。
情報の海に翻弄される日々
YouTubeは娯楽としてはちょうどいいのですが、
フェイクニュースに振り回された一日でした。