
ちひろ
思わぬ味方は、ご近所の方でした。
今まで散々ひどい目に遭っていた私に少しだけ希望の光が…!
親の介護が始まって、バリアフリーの家に引っ越しましたが、元の家に荷物を取りに数日おきに通っています。
その時に、私が通っていたら、ご近所の方が一人ならず声をかけてくださいます。
急だったのでご挨拶も出来ずにいた方も多かったのに気遣ってくださっているのです。
ありがたい事です。
引っ越したと言っても徒歩圏内の所なので我が家の生活圏は変わりません。
普段のお買い物をするお店も変わりません。
ですから、母と共に買い物をするところも今までと同じ店です。
買物をする時に母が店中に聞こえる声で私を罵倒する事も近所の人達は知っていました。
ご近所さん:「あんたのお母ちゃんは、あんたにキッツいからなあ」
涙が出そうになりました。
ご近所の方は知っていてくださったのです。
・お店でレジ袋を買っただけで恫喝される姿や…。
・ショッピングカートを使わせずに荷物を運ばせることや…。
・親戚にセクハラされていることまで…。
「ああ、もう、母のことは近所の人に知られまくっているんだな」と思いました。
恥の上塗りも良い所なのですが、私はこれで安堵感もあったのです。
私が堪えている事を知ってくださっている方々がいる。
私にちょっぴり勇気が出ました。