ちひろ
洗濯機のタイマーをセットしただけで、母の怒りを買いました。
私の外出は週に2日だけ許されていて、そのわずかな時間を効率的に使おうとしただけなのに――。
私の「普通」は、家の中では非常識になるようです。
両親の「逆鱗」に触れる行動とは
私に対して少しでも余計な苦労をさせたい両親は、洗濯機をタイマーセットしていても逆鱗に触れます。
日常の買い物のために外出する際、帰宅したときにちょうど洗濯物が干せるよう、洗濯機のタイマーをセットして出かけました。
（私が家から外出を許されているのは、週に2日の買い物の日だけです。）
予想外の怒り
まさか、こんなことまで母の逆鱗に触れるとは思っていなかったので、私もかなり驚きました。
母の言い分はこうでした。
母：「急に洗濯機が回りだして驚いたやないか！ 心臓が止まったらどうするんや！」
私：「洗濯機のタイマーをかけていただけなので…」
母：「そやから、急に洗濯機の音がして驚いたって言ってるやろうが！」
母は普段は耳が遠く、聞こえないことでトラブルが多いのですが、私を罵倒する材料であればよく聞こえるようです。
元々、勝手耳な人でしたが、それに拍車がかかっているようです。
止まらない怒りと土下座
母の怒りのスイッチが入ると止まりません。
洗濯機をタイマーセットしたことでここまで言われるとは想定していなかったので、戸惑いもありましたが、母が私を批判する材料は、こんなことにまで及ぶわけです。
こうなると、いつも通りです。
私がただただ謝って、土下座をするまで止まりません。
私：「すみません。申し訳ありませんでした。」
頭を下げて土下座をしながら、母の罵倒が止まるのを我慢するしかありません。
洗濯の続きをするまで
しばらくして母の罵倒が終わったので、頭を上げて洗濯の続きをしました。