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運転をさせろ!でも、私はタクシーを呼んだ。不機嫌モード全開の朝

ぶろぐ
ちひろ
ちひろ

父の「運転させろ!」という圧に耐えかねて、朝からタクシーを手配。
案の定、機嫌は最悪で怒号まで飛び出す始末。
それでも“自分で運転しない”という一点だけは、死守した一日でした。

朝から全開の不機嫌モード

前回の続き
遠方の病院に行くために運転させろという父に、運転させないため朝からタクシーを予約して、家まで迎えに来てもらうことにしました。
もう、朝から機嫌が悪くてどうしようもない父。
朝からこんなに人を怒鳴りつけられるものかと、半ば感心するほどでした。
時間ぴったりに来てくれたタクシーの方にも、不機嫌オーラが出まくりでした。
父と母の二人でタクシーに乗って病院に行きました。

診察後、怒号とともに始まる帰宅劇

無事に病院に着いて診察も終わり、今度は帰る時間になって、私への電話が鳴り響きます。
こちらもすぐに出られる状態ではなかったため、何度か行き違いがあり、それでもものすごい怒号です。
スマホからの電話ですから、両親のそばには他にも人が多くいたはずです。
帰りはなんと「電車で帰る」と言い出し、本当に病院最寄りの駅から乗車したようです。
さらには、家の近くの駅で下車したあと、今度は公共のバスに乗って帰ったというのです。
バスの降り場からもかなり歩かねばならないのに、言い出したら一歩も引きません。

意地の帰宅ルートにあきれる

帰りは「意地でもタクシーは利用しない」という選択にもあきれ返りましたが、途中で倒れようが何をしようが、意地を通せればそれでいいと思いました。
とにかく、自分で運転はしていないわけですから、行き倒れても父だけです。
人様を巻き添えに事故を起こすことはないわけですから。

帰宅後の“自立アピール”

私も平日で他の用事もあります。
帰宅したのは、両親が夕食を食べて風呂にも入った後でした。

いつもは夕食の準備をする時から、私の一挙手一投足にケチをつけ続ける両親ですが、
この日は私が準備していた夕食を勝手に食べて、自分で風呂に入っていました。
夕食は私の作り置きです。
また、お風呂の準備もスイッチを押せばいいだけにしていましたが、それでも何が何でも私にさせるのに、この日は黙って自分でやっていたのです。

見え透いた“できるアピール”の真意

これも私に対する嫌がらせです。
それなら、自分で何もかもすればいいのです。
でも、私に対して「何でも自分たちでできる」というアピールなのです。
できるのだから運転もさせろ、という展開に持って行きたいのは分かりきっています。

私は知らん顔でやり過ごす

でも、私も何も言わず、家での自分の用事をして、ずっと知らん顔をしています。

これでまた、遠方に行くのに「運転をさせろ」という話になるのだと思います。
うんざりですが、今日のところは運転をさせずに済みました。

(補足)医師の運転許可について

(※父は近所への運転は担当医にも許可を得ています。私自身がどうしても心配なので、遠距離や高速道路での運転を控えてほしいという話です。)

次の日の話

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