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サンダルを仕舞うな!~土砂降りの雨の中、サンダルを仕舞おうとすると母の怒号が響きました。

ぶろぐ



ちひろ
ちひろ

今回は、「サンダル一足」を巡る小さな攻防戦。
しかしその裏には、言葉にできない息苦しさと、抗えない力関係が潜んでいるのでした。

梅雨の洗濯、こだわり親の執念

梅雨の時期に入り、いきなりの雨にさらされることも少なくありません。
洗濯物をとにかく外で干させることにこだわるケチな両親のために、雨が降ろうが黄砂が降ろうが洗濯は外で干します。

急な雨とサンダル騒動

昼下がりに急に雨が降ってきたので慌てて洗濯を入れました。
ここまでは良かったのですが、外に置いているサンダルも中に入れようとしたときに母の怒号が飛びました。

母:「何で、サンダルを入れるんや!」
私:「雨が降ってきたから、濡れてしまうでしょ?」
母:「なんやて!外に置いてもええからそこに置いてるんやろ!そのままにしとかんか!」
私:「はい」

また、母の怒号が響きます。
こうなったら、私が従うまでは止まりません。
サンダルがずぶ濡れになるのは明らかでしたが、母の怒号を聞いている間にドアを閉めないと家の中にまで雨は入ってきます。
仕方なく、サンダルは雨が降りしきる中、放置されることになりました。

濡れるのが分かっていても

母は私の行動にいちいち文句をつけないと気が済まない人なので、その結果自分自身が不利益になることになっても構いません。

数時間後、雨は上がりましたが、サンダルはずぶ濡れでした。
もちろん、履くことも躊躇されましたが、洗濯を改めて干すためにはずぶ濡れのサンダルを履くしかありません。

濡れたサンダルと母の満足

私が濡れたサンダルを履いて洗濯を干す姿に満足した母は、今日もニタニタと笑顔でいました。

母:「あら~濡れちゃったわね。足も濡れちゃうわね」
私:「…」

もう、二の句が継げないというのはこのことです。

乾いたタオルにまで口出し

私は洗濯を再び外に干した後に、ずぶ濡れのサンダルで足を拭きました。
それも気に食わなかったようです。

母:「あ~あ、せっかく乾いたタオルでまた足を拭くなんて!」

誰のせいでこうなったかは考えないようです。
とにかく、私を批判したいだけです。

ずぶ濡れのサンダルの行方

母はこの後、自分が履くときに困ると思ったのか、サンダルを干していました。
私に嫌がらせをした結果、サンダルがずぶ濡れになりましたが、それを干す手間は厭わないのです。
母には、ちょっとした意見や会話もできません。
私が言っていいのは「はい」という言葉だけです。

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