
右手が上がらなくなり、足腰が立たなくなっても、笑われるだけ。
家の中は全室フローリング。マットすら許されない。
「介護のための家」が、私を壊していく――
フローリングで体幹がおかしくなった私
父の介護が始まったことで、バリアフリーの家に引っ越しました。
そこで困ったのは、全室がフローリングであるということです。
実は、これまで住んでいた家はカーペットや畳だったため、自分の体幹に問題が出てきたのです。
毎日、フローリングの上を素足で過ごしていたことが原因でした。
キッチンマットすら許されない家
キッチンにはキッチンマットすらありません。
ケチな両親にとっては「キッチンマットなんて、もったいない」のだそうです。
引っ越したのは秋だったので、寒くなり始める時期でもありました。
慣れない床での生活と寒さの中、足腰が立たなくなり、激痛に耐えながら毎日働かされています。
無理難題とあざ笑う両親
母の無理難題のせいで右手も上がらなくなっていたところに、今度は足腰まで立たなくなってしまいました。
痛がる私を見て、両親はあざ笑います。
もう人間とは思えません。
キッチンマット購入で再び断罪
あまりにもつらくて、ついにキッチンマットを買ってきました。
しかし、これもまたケチな両親からの断罪を受けることになります。
母:「こんな贅沢なもの、なんで買ってきたんだ! うちはお金がないのに!」
私:「どうしても足腰が痛くて……。一番安いもので、しかも割引されていたものです。申し訳ありません。」
母:「そんな贅沢するなって言ってるやろ!」
父の参戦とつるし上げ
ここに父も参戦してきます。
父:「ほんまや! なんでこんなもん、買ってきたんや!」
もう、両親は私をつるし上げるネタを見つけて、うれしそうにしています。
この人たちには、もう何も言うことはありません。
痛む身体での土下座
私は痛む足腰を抱えながらも、これ以上の罵倒を避けるために土下座をしました。
私:「本当に申し訳ありません。私が悪いんです。どうか赦してください。」
毎日続く屈辱の日々
いつも通り、私が土下座をすると両親——特に母は溜飲が下がるようで、満足げな顔をします。
こんなことが、毎日のように続いています。