介護で困っているすべての方へ
PR

訪問リハビリのありがたさ

ぶろぐ
ちひろ
ちひろ

父の退院から1か月ほど経った頃、訪問リハビリが始まりました。
自分で起き上がることもできず、お風呂の湯船につかることもできない父。
リハビリは受けたくないと言う父を、ケアマネージャーさんが説得してくれたのです。
週に2回、リハビリを受けることになりました。

父の退院とリハビリへの第一歩

父の退院から1か月ほど経った頃、訪問リハビリが始まりました。

自分で起き上がることもできず、お風呂の湯船につかることもできない父。
リハビリは受けたくないと言う父を、ケアマネージャーさんが説得してくれたのです。

週に2回、リハビリを受けることになりました。

わがままとの格闘の日々

リハビリが始まるまでは、毎日が父のわがままに数時間付き合わされるという“地獄”でした。

「ご飯を食べたくない」「やっぱり食べる」「お風呂に入りたくない」「やっぱり入る」など、つまらないわがままが一日中続くのです。

一つのわがままが始まると、それが収まるまでに数時間かかるのがもはや“日常”でした。

心身ともに限界だった私

必死で笑顔で対応していましたが、私自身は明らかに疲弊していました。

このままでは、日常の買い物にさえ行くことが困難になり、生活そのものに支障が出てきました。

訪問リハビリの方々との出会い

週に二回来てくださるリハビリの方たちは「訪問リハビリ」のスタッフです。

わざわざ車で来ていただき、1時間ほど丁寧にリハビリをしてくださいます。

リハビリそのものもとても良かったのですが、何よりもありがたかったのは、来てくださる方々がとても温かい方々だということです。

いつも笑顔でハキハキと対応し、説明も分かりやすく、優しく接してくださいます。

家の空気が変わった

我が家に、信頼できる家族以外の人が出入りすることで、家の中の空気が明らかに変わりました。

笑顔と大きな笑い声で包んでくださるリハビリの方々に、私はどれだけ救われたか分かりません。

他人に頼ることが、こんなに素晴らしいことだとは思いませんでした。
リハビリの合間にする、ちょっとした雑談もありがたいものでした。

先生たちの連携と安心感

リハビリに来てくださる方は、月曜日がA先生、水曜日がB先生という具合に、週に2回、異なる方が来てくださいます。

このおかげでメリハリもつきますし、先生同士の連携もとてもよく、こちら側が負担に感じたり困ったりすることは一切ありません。

とても真摯に取り組んでくださっているのが伝わってきます。

父の変化と、これからの選択

お世話になり始めてから、約半年が経ちました。

そんな今日、父が「週1回にする」と言い出しました。

あわててケアマネージャーさんに相談しました。
「急に決めないほうが良い」とのことでした。

次回のリハビリの際に、ケアマネージャーさんも立ち会ってくださることになりました。

「様子を見て決めましょう」と言ってくださり、判断は次回に持ち越すことになりました。

本当に頼りになるケアマネージャーさんです。

タイトルとURLをコピーしました